大学から社会への橋渡し期における教育課題に関する研究 -学生と教員の能力評価のギャップ分析より-

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  • A Study on Educational Challenges in University-to-Work-Transition:From a Gap Analysis between Student Self-Evaluation and Teacher Evaluation

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本研究では,大学から社会への橋渡し期に学生にもっとも近くで接する教員が重要な社会との結節点であるとの視点から,学生自身の能力評価とゼミ教員による学生評価の乖離の程度から教育課題を具体的に抽出した.その結果,「学生の能力認識が甘い」ことが明らかになったとともに,自信をもちにくい現代の若者に「自己効力感」をもてるように環境を整えることで,自分自身のことを社会的に望ましい方向に高める可能性が出てくること,その際にカギを握っているのは課題設定支援であることを導き出した.

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