アロマテラピーによる看護実践に関する文献レビュー─症状別にみた実践の内容を中心に─

書誌事項

タイトル別名
  • Aromatherapy in Nursing Practice, with a Focus on Practice According to Symptoms: A Literature Review

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説明

本研究は文献レビューを通して、アロマテラピーに関する看護実践、および研究の実態を把握することを目的とする。対象文献は49件とした。結果、まず研究については前実験的研究が最も多く、対象者数は約20名、介入期間は1日が多かった。実践については、症状別にみて「リラックスできない・ストレス」や「倦怠感」が多く、その方法は「手浴・足浴」や「マッサージ」等が多かった。次いで「不眠」が多く「芳香浴」等が行われていた。他にも「反応の少なさ」や「苦痛、身体的不調」等に対して実践されていた。精油種類では、ラベンダーとオレンジ・スイートが最も多く使用されていたが、精油情報を正しく記載していた文献は6件であった。看護師は症状の発生機序に応じたアロマテラピーの方法を選択していた。同時に発生機序が明らかでない症状に対してもアロマテラピーを用いてケアを行っていた。

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