アロマテラピーによる看護実践に関する文献レビュー─症状別にみた実践の内容を中心に─
書誌事項
- タイトル別名
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- Aromatherapy in Nursing Practice, with a Focus on Practice According to Symptoms: A Literature Review
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説明
本研究は文献レビューを通して、アロマテラピーに関する看護実践、および研究の実態を把握することを目的とする。対象文献は49件とした。結果、まず研究については前実験的研究が最も多く、対象者数は約20名、介入期間は1日が多かった。実践については、症状別にみて「リラックスできない・ストレス」や「倦怠感」が多く、その方法は「手浴・足浴」や「マッサージ」等が多かった。次いで「不眠」が多く「芳香浴」等が行われていた。他にも「反応の少なさ」や「苦痛、身体的不調」等に対して実践されていた。精油種類では、ラベンダーとオレンジ・スイートが最も多く使用されていたが、精油情報を正しく記載していた文献は6件であった。看護師は症状の発生機序に応じたアロマテラピーの方法を選択していた。同時に発生機序が明らかでない症状に対してもアロマテラピーを用いてケアを行っていた。
収録刊行物
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- 摂南大学看護学研究
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摂南大学看護学研究 3 (1), 24-31, 2015-03
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202579417600
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- NII論文ID
- 120005557168
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- ISSN
- 2187624X
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN