オーストラリア・ヴィクトリア州における日本語教育の現状

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タイトル別名
  • "Japanese Language Education in Secondary College in Victoria, Australia"
  • カイガイ キョウイク ホウコク オーストラリア ヴィクトリアシュウ ニ オケル ニホンゴ キョウイク ノ ゲンジョウ

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抄録

P(論文)

オーストラリア・ヴィクトリア州で日本語教育に携わって以来、11年目となる。1996年1月から1997年12月までの2年間はヴィクトリア州教育省に雇われる日本語教師アシスタントとして、公立校4校で勤務、1998年1月から正規教員として日本語をフランクストン・ハイスクールで教え始める。多民族国家のオーストラリアでは、小学校からいろいろな外国語やその文化を紹介しているが、ここヴィクトリア州における高校レベルの外国語教育では、全部で41言語の外国語を紹介している。最も学習者が多い外国語はフランス語で、その次に中国語、そして日本語という順になっている。日本語に人気がある背景には、世界に進出している日本企業の経済的な強さや健康的といわれる日本食ブーム、ハイテク日本、漫画アニメなどの日本文化の魅力があげられる。本報告ではオーストラリア・ヴィクトリア州の教育制度及び中等教育における日本語教育について紹介する。

収録刊行物

  • 摂南大学教育学研究

    摂南大学教育学研究 3 77-90, 2007-01

    寝屋川 : 摂南大学国際言語文化学部教職教室

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