Splitで連結な簡約Lie群上の戸田格子の特異点解消について (表現論とその周辺分野の広がり)

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  • Splitで連結な簡約Lie群上の戸田格子の特異点解消について
  • Split デ レンケツ ナ カンヤク Lieグン ジョウ ノ トダ ゴウシ ノ トクイテン カイショウ ニ ツイテ

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抄録

戸田格子はLie群上の非線形可積分系の方程式であることが知られている. Painlevé方程式が動く特異点を持つように戸田格子も初期値に依存した特異点を持つ. FlaschkaとHaineはその特異点が極であることを証明しその極の位数がWeyl群の長さに由来していることも証明した. またKodamaとCasianは戸田格子の特異点と実半単純Lie群により定義された旗多様体のトポロジーとの関連について研究を行った. 本論説では一般にsplitで連結な簡約Lie群上で定義された戸田格子が特異因子と交差する時に旗多様体に起こる位相的変化について論じる. 特異因子との交差によりWeyl領域の壁の飛び越しが起こることを述べる. 本論説は現在投稿中の論文[5]のannouncementである.

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