『子は怪力乱神を語らず』考(下)

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抄録

「『子は怪力乱神を語らず』考(上)」(『岩手大学教育学部研究年報第五二巻第三号)では、中国・日本の儒者による「子は怪力乱神を語らず」(『論語』述而)の解釈を基点にして、祖霊祭紀に対する態度の相違について考えてみた。その場合、日本の儒者の代表として伊藤仁斎・荻生徂徠に登場してもらった。そして、本稿においては、徂徠と同時代の儒者である新井白石に登場してもらう。なお、白石の『鬼神論』の本文は、日本思想大系三五『新井白石』(岩波書店)による。

収録刊行物

  • 岩大語文

    岩大語文 1 12-17, 1993-03-25

    岩手大学語文学会

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