看護学生の食習慣と睡眠状況に関する実態調査

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  • カンゴ ガクセイ ノ ショク シュウカン ト スイミン ジョウキョウ ニ カンスル ジッタイ チョウサ
  • A survey about Eating habits and Sleep state in nursing students

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抄録

看護学科 1、2 年生を対象に、食事と睡眠に関する習慣について調査を行った。調査協力が得られた 123 名の学生の食習慣から、朝食・夕食は自宅通学者よりも下宿者の欠食率が高い傾向にあることが明らかになっ た。一人暮らしの学生は、学業と並行して自ら食事の準備を行うことが負担になっている。今回は、食事内 容や調理者、偏食、欠食に対する意識など食習慣に影響する因子についての調査を行わなかったため、学生 の食習慣の実態をより詳細に考察するための課題もみえた結果となった。また、睡眠状況については、1 日 の平均睡眠時間は 5 時間以上 6 時間未満の学生が最も多かった。睡眠を妨げる要因として、1、2 年生全体で は学業と答えている学生が 85%以上であった。短時間睡眠が日中の居眠りに繋がり、効果的な学習が行えな いことにも影響していることが示唆された。更に、下宿(一人暮らし)の学生は家事に時間がとられること が睡眠時間の短縮に繋がっていることが分かった。

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