追跡能力を有するワクチンを用いたウイルス駆除手法

書誌事項

タイトル別名
  • ツイセキ ノウリョク オ ユウスル ワクチン オ モチイタ ウイルス クジョ シュホウ

この論文をさがす

抄録

近年のコンピュータウイルスの増加により,ネットワークを安全に管理するうえでウイルス対策は重要な位置を占めつつある.しかし,従来のウイルス対策は個々のユーザによる対処に依存しており,ネットワークの管理者による管理が難しい状況となっている.そこで本論文では,ウイルスを駆除するワクチンにウイルスと同様の感染能力を持たせることで,管理者がウイルス検出を行うコンピュータをいくつか用意しウイルスの検出とワクチンによる駆除を行えば,ウイルス対策を管理者レベルで一元管理することが可能となる新しいウイルス駆除手法を提案し,シミュレーションによりその有効性を示す.

収録刊行物

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

参考文献 (11)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ