平和という困難―古代キリスト教の平和主義・再訪―

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タイトル別名
  • Peace is Difficult to Achieve: The Pacifism of Ancient Christianity Revisited

抄録

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古代キリスト教が平和主義であったか、という1世紀にわたって争われてきた論点について、最近のアメリカの研究を紹介しつつ、結局は、国教化によって現実と妥協せざるを得なくなるまでの姿を概観した。その点との関連で、旧約聖書における好戦的な記事の位置づけ、オリゲネスに代表される寓意的聖書解釈の意義について検討した。

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