克強指数はGDP統計よりも中国経済の実態を正確に反映するか(1):電力消費量のケース
説明
中国首相の李克強氏は、遼寧省党書記時代の2007年に、GDP統計よりも電力消費量、鉄道貨物輸送量、銀行融資の3指標のほうが信用できるという趣旨のことを述べたとされる。本稿では、3指標のうちの電力消費量を取り上げ、実質GDPと電力消費量の関係、電力消費量の全国および地区別の動向などから、李克強氏の発言は支持できないことを論じる。
収録刊行物
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- 経済研究所 Discussion Paper
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経済研究所 Discussion Paper 252 2015-05-01
中央大学経済研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202706831232
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB