3-アセチルピリジン投与によるヒトニューロブラストーマのアポトーシス

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説明

ナイアシンアミド拮抗剤である3-APは,培養下のヒト ニューロブラストーマIMR-32細胞に選択的に細胞死を誘導した.この細胞死は,形態学的にはアポトーシスの特徴を有し,又,蛋白質やRNA阻害剤により細胞死の進行が阻止された.ヌクレオゾーム単位のDNA断片化はみられなかったが,この細胞死はアポトーシスに属すると考えられた.この3-AP誘導IMR-32細胞死は,神経細胞死の分子機序の解析に有用なモデルとなると考える

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