順接と逆接の論理からみた「やっぱり」の機能について
書誌事項
- タイトル別名
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- ジュンセツ ト ギャクセツ ノ ロンリ カラ ミタ ヤッパリ ノ キノウ ニ ツイテ
- About the function of "YAPPARI" seem from the logic of 'Junsetsu' and 'Gyakusetsu'
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説明
順接と逆接の論理を盛り込むことによって、「妥当な推論の結果としての話し手の判断」と「話し手の認識の確認や再確認」という二つの機能が「やっぱり」には認められる。さらに談話においても、複文より複雑な構造をなすものの、順接と逆接の論理が適用される。その結果、順接の論理からは、応答表現としての「やっぱり」の機能が認められ、逆接の論理からは、発話を修正する (repair) 機能が認められる。そして、話者交替 (Turn-taking) のシステムにおける発話の順番取りの機能、話題導入のシグナルとしての機能が両論理から認めれる。
収録刊行物
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- 言語科学論集
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言語科学論集 5 37-48, 2001-11-15
東北大学文学部日本語学科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202730654080
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- NII論文ID
- 110004597489
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- NII書誌ID
- AA11190537
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- ISSN
- 13434586
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- HANDLE
- 10097/30731
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- NDL書誌ID
- 6016417
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles