書誌事項
- タイトル別名
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- Does Reading Orally Enhance Effective Attentional Resource Allocation?
- オンドク ワ チュウイ シゲン ノ ハイブン ニ ユウコウ カ
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抄録
成人の文章理解では,黙読が有利であることが知られている。これに対し,高橋(2007)は,タッピングを行いながら ガーデンパス文の意味理解を行う課題において,黙読は二重課題が無い場合よりも成績が低下するのに対し,音読では成績が維持されることを見いだし,音読が個々の単語に強制的に注意を配分する読み方であることが成績を維持させた原因であると考察している。本研究では,この音読の注意配分機能が成人の文章理解,特に文字や単語を文に統合するボトムアップ過程において有効であるかどうかを,仮名ひろいテスト(今村,2000)を利用して検討した。音読と黙読の2条件で無意味綴りと物語文の仮名ひろいテストを行った結果,二重課題状況下における無意味綴りの仮名ひろいテストにおいて,黙読よりも音読の方が正確性が高くなる傾向が得られた。このことから,音読はボトムアップ過程において強制的に注意資源を配分する機能があることが示された。
収録刊行物
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- 中国学園紀要
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中国学園紀要 10 109-117, 2011-06-16
中国学園大学/中国短期大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202811390720
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- NII論文ID
- 120006588493
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- NII書誌ID
- AA11806598
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- ISSN
- 13479350
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- NDL書誌ID
- 025638653
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles