書誌事項
- タイトル別名
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- Reconsidering the unreliable narrator a narratological perspective
- 「信頼できない語り手」 再考 : 物語論的な見地から
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説明
すべての物語は語り手によって語られる。語り手によって語られない物語は存在しない。しかし、語り手は作者のような生身の人間ではなく、物語という言説が持つ一つの機能である。どんなに荒唐無稽な事柄であっても、それが物語世界における出来事である限り、読者は語り手の語ることを疑わない。しかし、読者は語り手の語る言葉をすべてそのまま真実だと受け入れるわけではない。なぜなら、語り手は読者に与える印象を考慮して、物語世界の情報を常に操作しているからだ。このように、出来事とそれについて語られた物語言説との間には常に間隙が生じる。「信頼できない語り手」はここに介在する。 拙論では、「信頼できない語り手」について物語論的な立場からその構造の記述を試みる。
収録刊行物
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- 関西大学外国語教育研究
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関西大学外国語教育研究 13 43-55, 2007-03
関西大学外国語教育研究機構
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202910880256
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- NII論文ID
- 110006555853
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- NII書誌ID
- AA11583868
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- ISSN
- 13467689
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- HANDLE
- 10112/2478
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- NDL書誌ID
- 8775223
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles