ICT活用による英語ライティング指導の展開、 学びのプロセスをアセスメント・可視化するeポートフォリオへの展開

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  • ICT カツヨウ ニ ヨル エイゴ ライティング シドウ ノ テンカイ 、 マナビ ノ プロセス オ アセスメント ・ カシカ スル eポートフォリオ エ ノ テンカイ

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抄録

本学の入学前教育でも、国語教育(ライティング)で添削に実践利用したTurnitin®の最先端ライティング支援ツール (Revision Assistant) の英語ライティング教育全般についての教育展開について述べる。Revision Assistant は特定の課題について学生が書いた英文について、あらかじめルーブリック形式で設定した基準を参照して達成度合いを自動判定し、見直しのためのアドバイスを提供するツールである。このシステムは新たなアイデアや表現を提供することはなく、あくまで書き手である学習者に不足している学習項目を指摘し、改善ポイントの示唆・補助を行うものである。学習者はツールを活用することで、自分の文章表現の未習得項目を知り、自ら改善する学習の機会を得ることができる。さらに、Turnitin社が2016年から17年にかけて実施した調査結果をもとに、ツールを使用してどのような改善が見られたかの分析報告も紹介し、本ツールの有効性、eポートフォリオへの適用可能性等について考察する。最後に学生がライティングを改善するプロセスをeポートフォリオに反映し、個人の成長履歴をアセスメントし、可視化する研究をも紹介する。

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