地域特産野菜「行者菜」の皮膚保護作用の探索(第1報)

書誌事項

タイトル別名
  • チイキ トクサン ヤサイ ギョウジャナ ノ ヒフ ホゴ サヨウ ノ タンサク ダイ1ポウ
  • Effect of Gyojya-na extracts on UVB-induced apoptosis in HaCaT cells
  • チイキ トクサン ヤサイ ギョウジャナ ノ ヒフ ホゴ サヨウ ノ タンサク ダイ 1ホウ

この論文をさがす

抄録

論文(Article)

要旨:行者莱は、行者にんにくとニラを交配した植物で、長井市近郊で栽培されているが、未だ出荷量は年間3t程度であり、開発途上の特産物といえる。我々は、地位貢献の一環として、行者莱の機能成分を探索し、販売量の増加に貢献したいと考え、HaCaT細胞を用いて、行者菜エキスの皮膚保護作用について検討した。行者莱の粗抽出物のうち、ヘキサン抽出物に皮膚保護作用が認められた。ヘキサン抽出物をオープンカラムクロマトグラフイーで分画し、それぞれの活性判定を行った結果、ヘキサン100%で溶出する成分に皮膚保護作用が認められた。ヘキサン100%フラクションを分取用HPLCで精製し、活性成分の精製物を得るとともに、質量分析計を用いて、活性成分の構造を推定した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ