Group Differences in the Cooperative Learning

Bibliographic Information

Other Title
  • 協同学習におけるグループ間差に関する研究 -授業開始初期における「協同作業の認識」を予測する要因-
  • キョウドウ ガクシュウ ニ オケル グループ カンサ ニ カンスル ケンキュウ : ジュギョウ カイシ ショキ ニ オケル 「 キョウドウ サギョウ ノ ニンシキ 」 オ ヨソク スル ヨウイン

Search this article

Description

本研究では協同学習を基礎とした大学初年次教育授業を受講している大学生(782名)を対象とし,授業開始初期における質問紙調査から,個人の持つ協同学習における社会的動機づけの1つである「他者からの触発による動機づけ」が,協同作業に対する肯定的な認識である「協同効用」をどのように予測するかを検討した.特に,本研究では階層線形モデルによる分析を行うことにより,個人の影響とグループごとの影響の両方から検討を進めた.その結果,個人の持つ「他者からの触発による動機づけ」から「協同効用」に対する有意な正の関連が見られただけでなく,グループによって「協同効用」の高さが異なるとともに「他者からの触発による動機づけ」から「協同効用」に対する関連の強さが異なることが見いだされた.

Journal

Related Projects

See more

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top