スイスドイツ語におけるフランス語の影響 -文法的特徴の借用に関する一考察-
書誌事項
- タイトル別名
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- The influence of French on Swiss German: A study of the borrowing of grammatical feature
- スイスドイツゴ ニ オケル フランスゴ ノ エイキョウ : ブンポウテキ トクチョウ ノ シャクヨウ ニ カンスル イチ コウサツ
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説明
本稿の目的は、スイスドイツ語の文法的特徴へのフランス語の影響を考察することである。スイスで使用されているスイスドイツ語は、公用語の一つでもあるフランス語からの影響を受けていることがしばしば指摘されるが、先行研究でも指摘されている通り、大部分は名詞などの語彙の借用である。とはいえ、少数ながら、名詞の性やいくつかの構文などについてフランス語からの影響が見られる。本稿では、とりわけスイスドイツ語の存在表現の用法の独自性がフランス語との言語接触によるものなのかを議論する。
収録刊行物
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- 人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要
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人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 36 95-102, 2019-03-31
三重大学人文学部文化学科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202941052160
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- NII論文ID
- 120006603136
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- NII書誌ID
- AN10045090
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- HANDLE
- 10076/00018000
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- NDL書誌ID
- 029596252
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- ISSN
- 02897253
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles