北海道大学構内樹木の2004年台風18号による風倒被害状況および被害木中の腐朽状況

書誌事項

タイトル別名
  • Decay of trees damaged by Typhoon No.18 in 2004 at Hokkaido University
  • ホッカイドウ ダイガク コウナイ ジュモク ノ 2004ネン タイフウ 18ゴウ ニ ヨル フウトウ ヒガイ ジョウキョウ オヨビ ヒガイボクチュウ ノ フキュウ ジョウキョウ

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抄録

北海道大学札幌キャンパスで、2004年台風18号による樹木の風倒被害状況および腐朽状況を調査した。本調査地では470本の倒木被害が確認され、被害率は6.3%であった。また、被害木のうち260本で腐朽調査を行い、33.1%にあたる86本で腐朽が確認された。胸高直径の大きい樹木ほど、被害率、腐朽木率ともに大きくなることが明らかになった。31属で被害が確認され、被害率が高かったのはヤナギ属、カラマツ属であった。また腐朽木率が高かった樹種は、カラマツで87.5%、ハルニレで72.4%であった。

収録刊行物

  • 北海道大学演習林研究報告

    北海道大学演習林研究報告 64 (2), 123-129, 2007-09

    北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 森林圏ステーション

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