大学生の問題解決ストレングス尺度の開発

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  • ダイガクセイ ノ モンダイ カイケツ ストレングス シャクド ノ カイハツ
  • Development of a Problem Solving Strengths Scale for University Students

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大学生は,さまざまな問題に遭遇する。本研究では,大学生を対象に,彼らが問題に遭遇したとき,その問題に対して解決,克服する過程においてどのようなストレングスが活かされているのかを調べるための問題解決ストレングス尺度の開発を試みた。その結果,問題解決への取り組み因子,切り換え因子,援助要請因子,状況判断因子が見出された。それらの信頼性を調べた結果,いずれの因子も高い信頼性が認められた。また,援助要請因子以外の各因子で精神的回復力尺度,自尊感情尺度,ベックの絶望感尺度とも高い相関が示された。このことから,大学生の問題解決ストレングス尺度の信頼性と妥当性がほぼ確認されたことが示唆された。

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