イギリス経験論における実体概念の展開(4) : ロックの「実体の知識」について
書誌事項
- タイトル別名
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- The Development of the Conception of Substance in British Empiricism (4)
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説明
本稿は表題の下での筆者の一連の研究の続編である。本稿では,ロックの『人間知性論』の第4巻での議論を主として検討した。そして,われわれの外に存在する事物,つまり「物質的な実体」について,どのような知識をわれわれがもつことができるかという問題に対して,ロックがどのような見解をもっていたのかを,これまでの論究を踏まえながら,できるだけ明らかにすべく筆者は努力した。その問題に対する彼の見解は複雑・微妙で一筋縄ではゆかないが,本論考によってそれをある程度,整理し,明確にできたのではないかと思う。
収録刊行物
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- 久留米大学文学部紀要. 国際文化学科編
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久留米大学文学部紀要. 国際文化学科編 5 63-81, 1994-06-30
久留米大学文学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202949766016
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- NII論文ID
- 110007176681
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- NII書誌ID
- AN10407996
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- ISSN
- 09188983
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- HANDLE
- 11316/00000818
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles