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Abstract
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紀要論文
本研究は、英語を母語とする2名の日本語初級学習者を対象とした、疑問・応答表現の習得に関する縦断研究である。1年1ケ月の調査期間中、疑問表現は、文末に助詞「か」を添えた形だけではなく「~も?^<注1>」「~の?」等、文を完結せずに助詞の直後で切り、音調を上げる形式の疑問文の使用もみられるようになった。Yes-No疑問文に対する応答では、疑問文中のことばを繰返す形が多く、否定の応答詞「いいえ」の使用が少なかった。説明を要求する疑問(Wh疑問文)に対する応答では、その平均文節数の増加がみられた。
Journal
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- 言語文化と日本語教育
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言語文化と日本語教育 5 11-22, 1993-06-19
お茶の水女子大学日本言語文化学研究会
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Details
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- CRID
- 1050001202950132864
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- NII Article ID
- 120002836001
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- NII Book ID
- AN10426480
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- ISSN
- 09174206
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- HANDLE
- 10083/50113
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles