『天柱記』における地動説に関する考察及び太陽図に関する調査研究について
書誌事項
- タイトル別名
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- 『 チリケキ 』 ニ オケル チドウセツ ニ カンスル コウサツ オヨビ タイヨウズ ニ カンスル チョウサ ケンキュウ ニ ツイテ
- Study on the Copernican Theory and a Solar Figure in "Ten-tyuu-ki"
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説明
佐藤信淵の天文学の書である『天柱記』には天体に関する独自の考えがちりばめられているため,江戸時代の日本天文思想を考察するうえで重要である。特に地動説については極めて斬新な見方をしているが,その事実がこれまであまり指摘されてこなかった。そのため本論文では「天柱記」の地動説に関する記述に注目し,佐藤信淵の天文思想のどの部分が重要なのかを,他の天文書と比較し考察した。またデカルトの渦動説との関係については,その類似性を指摘した。最後に『天柱記』刊行本の太陽図が違っている理由について,現在までの調査で判明したことを報告する。
As Noburiho Sato’s original idea about a heavenly body is inlaid into “Ten-tyuu-ki”, it is important to know astronomical thought of Japan in Edo period. Although original descriptions about the Corpenican theory in “Ten-tyuu-ki” are very important, this fact has not been pointed out clearly until now. We therefore focus on descriptions about the Corpenican theory in “Ten-tyuu-ki”, and examine the important idea of Nobuhiro Sato by comparing with other astronomical documents. Moreover, the similarity is pointed out between Nobuhiro Sato’s idea and vortex theory of Descartes. We finally report the reason of the difference of solar figure between publication books of “Ten-tyuu-ki”.
収録刊行物
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- 秋田大学教育文化学部研究紀要 自然科学
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秋田大学教育文化学部研究紀要 自然科学 68 23-30, 2013-03-31
秋田大学教育文化学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001202959017856
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- NII論文ID
- 110009560985
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- NII書誌ID
- AA11458582
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- ISSN
- 13485296
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- HANDLE
- 10295/2103
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- NDL書誌ID
- 024743755
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles