吉野川第十堰問題におけるプレーヤー抽出とリスク配分に関する研究

HANDLE オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Player Integration Process with Risk Allocation on the 10th weir problem in Yoshino-river

この論文をさがす

抄録

水資源開発をはじめ公共事業計画において,住民参加が重要な位置をしめてきており,地域住民をプレーヤーとして認識することが必要になると考えられる。特に,水資源の開発はその影響圏が広範に及ぶため,多くのステークホルダーが関与することになる。多くのステークホルダーが計画に関与する場合,どのような枠組みでもって一個のプレーヤーとして捉えれば良いのかという問題が生じる。本研究では,一般に分析者の判断にのみ委ねられがちなプレーヤーの設定を,その根拠が明らかとなるような客観的な分析を経て行うためのプロセスを提案する。吉野川第十堰問題を事例としてそのプロセスを示し,コンフリクト分析を行う。そして,提案するプロセスの有用性と,吉野川第十堰問題の今後のコンフリクトマネジメントの方向性と可能性について考察する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050001335533427072
  • NII書誌ID
    AN00027784
  • ISSN
    0386412X
  • HANDLE
    2433/26561
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB

問題の指摘

ページトップへ