バングラデシュ国ジャムナ川における河岸侵食防止対策が流れ及び地形に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Hydraulic and Morphological Consequences of Bank Protection Measures along the Jamuna River, Bangladesh

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抄録

バングラデシュ国の河川では, 河岸侵食が大きな問題となっている。河岸侵食は科学と工学的な問題だけでなく, この南アジアの国にとっては, 大きな社会や経済問題でもある。本稿は, ブラマプトラ川の下流(バングラデシュ国内ではジャムナ川と呼ばれる)における河岸侵食防止対策及びそれらが流れ及び地形に及ぼす影響について報告する。数回の現地調査及び計測により, ジャムナ川における河岸侵食のメカニズムの解明を図った。また, 既存の河岸侵食防止対策の機能を評価し, 可能な改善策を提案した。特に, 現地の歴史的な方法で土着工法の代表であるバンダル型水制について着目し, ジャムナ川の河道安定及び河岸侵食防止方策としては, バンダル型水制の設置の繰り返しが現地に適応した工法となり得る可能性を示唆した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050001335723618944
  • NII書誌ID
    AN00027784
  • ISSN
    0386412X
  • HANDLE
    2433/151042
  • 本文言語コード
    en
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB

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