非平衡状態間の遷移における第2法則の一般化とその応用(非平衡系の物理-非平衡ゆらぎと集団挙動-,研究会報告)
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抄録
最近,我々が導出した非平衡状態間における第2法則の一般化(最大仕事公式)とその公式を用いた応用について報告する[1-2].最大仕事公式は,熱的に孤立した系に対して導出され,等エントロピー条件で決まる有効温度を持った終期と初期の相対エントロピーの差として厳密に導出される.部分系が巨大な熱浴となるとき,有効温度は熱浴の温度になり,等温過程において最大仕事公式を得ることができる.我々は,この最大仕事公式を基として,非平衡状態間を廻る一般化されたカルノーサイクルおよびCurzon-Ahlborn(CA)エンジン[3-5]についても議論する.
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収録刊行物
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- 物性研究
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物性研究 96 (1), 89-90, 2011-04-05
物性研究刊行会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001335759187200
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- NII論文ID
- 110008593758
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- NII書誌ID
- AN0021948X
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- ISSN
- 05252997
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- HANDLE
- 2433/169517
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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