ゲーム理論の無線通信への応用
書誌事項
- タイトル別名
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- Application of Game Theory to Wireless Communications
- ゲーム リロン ノ ムセン ツウシン エ ノ オウヨウ
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説明
無線通信には同一チャネル干渉やユーザ間の公平性といった課題があり, これらは主体間の相互作用に起因していると捉えることができる.この相互作用を扱う理論として数学や経済学の分野で研究が進められてきたゲーム理論がある.このため, 無線通信の周波数利用の効率化の観点から, 無線リソース制御をはじめとする制御や無線通信システムの性能解析へのゲーム理論の応用が行われている.本稿ではゲーム理論と最適化理論の相違を明確にしつつ, ゲーム理論の基本である戦略形ゲームと交渉ゲーム, それらの解概念であるナッシュ均衡とナッシュ交渉解について説明するとともに, 無線通信分野への応用例を示し, ゲーム理論全般の応用について研究動向を紹介する.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会誌
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電子情報通信学会誌 95 (12), 1089-1093, 2012-12-01
電子情報通信学会(IEICE)
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001335802432640
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- NII論文ID
- 110009554522
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- NII書誌ID
- AN1001339X
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- ISSN
- 09135693
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- HANDLE
- 2433/193086
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- NDL書誌ID
- 024135560
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
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