ドイツ信託公社政策史(1) : 民営化優先政策とその転換

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タイトル別名
  • ドイツ シンタク コウシャ セイサクシ 1 ミンエイカ ユウセン セイサク ト ソノ テンカン
  • The History of Treuhandanstalt's Policy in Germany (1) : The Privatization Policy of Priority and its Change

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抄録

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ドイツの体制転換における信託公社政策史を考察する場合に,我々は次の二期に区分しうる。「民営化優先政策」を掲げ,貫徹した前期(1990年10月~1992年秋)と「積極的刷新政策」へと政策転換を余儀なくされ,実行した後期(1992年秋~1994年12月31日)である。本稿において,信託公社が,「民営化とは売却以上のものである。民営化とは,最も有効なる刷新である。民営化とは,企業が迅速に,企業家的に,積極的な所有者を見い出すことである。これは,新しい知識,新しい資本,さらに,新しい戦略的目的をもって,企業とその

収録刊行物

  • 三田商学研究

    三田商学研究 42 (3), 51-, 1999-08

    東京 : 慶応義塾大学商学会

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