企業の「慣性」とイノベーション

書誌事項

タイトル別名
  • キギョウ ノ 「カンセイ」 ト イノベーション
  • Kigyo no "kansei" to inobeshon
  • Inertia and innovation
公開日
2007-10
資源種別
journal article
公開者
慶應義塾大学出版会

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説明

type:text

本稿では,経営破綻した中小自転車製造業者の事例を手がかりに,なぜ,どのように,企業に慣性がもたらされるか,また,それがいかに企業のイノベーション創出に影響を及ぼすか,について考察する。 理論的考察とケース分析の結果,慣性の源泉として,①高い「安泰度の主観確率」(危機意識の欠如)の下での効率効果,②ルーティンの休止機能(企業活動のルーティン化に伴う変革への組織的抵抗),③局地的学習(経路依存性に由来する学習の限界),④誤ったコミットメントによるロック・イン効果―を指摘し,過去に大きな成功をもたらしたイノベーションも,慣性が働けば,環境への不適応をもたらす可能性があることを明らかにした。

商学部創立50周年記念 = Commemorating the fiftieth anniversary of the faculty 50周年記念論文

収録刊行物

  • 三田商学研究

    三田商学研究 50 (4), 83-95, 2007-10

    慶應義塾大学出版会

被引用文献 (1)*注記

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