流動資産・固定資産分類学説の総合的検討 : 資産分類論

書誌事項

タイトル別名
  • リュウドウシサン コテイシサン ブンルイガクセツ ノ ソウゴウテキ ケントウ : シサン ブンルイロン
  • Ryudoshisan koteishisan bunruigakusetsu no sogoteki kento : Shisan bunruiron
  • Comprehensive Examination of Current Asset and Fixed Asset Classification : Asset Classification

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抄録

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前号において,森田旧論および森田新論の概要を整理したので,次に,その理論的検討に進みたい。本号では,まず資産分類を取り上げる。その基本的資産分類は,森田旧論においては貨幣資産・非貨幣資産分類,森田新論においては流動資産・固定資産分類であるが,現行会計実践に関する説明理論は,森田新論であるから,流動資産・固定資産分類を取り上げればよいのだか,森田理論の根本的な問題点は,価値生産活動しか想定していない点にあると筆者は考えている。そして,この問題点は,森田旧論において,典型的に顕れている。そこで,ここでは,両資産分類を取り上げ,会計実践を合理的に説明しているかどうかを俎上に載せよう。

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