音韻特性から見た「数」に係わる接辞と量詞の機能対立

書誌事項

タイトル別名
  • Morphophonological Analysis of Chinese Number Expressions with Affixes and Classifiers
  • オンイン トクセイ カラ ミタ 「 カズ 」 ニ カカワル セツジ ト リョウシ ノ キノウ タイリツ

この論文をさがす

説明

中国語の「数」に係わる二つの接辞“ 們” と“ 第” はともに使用頻度の極めて高い語彙項目であるが,その機能については,おびただしい考察がある接尾辞“ 們” でさえ諸説入りまじり定説がない一方で,接頭辞“ 第” についてはほとんど議論されていない現状がある。本稿では,軽読の接尾辞群の機能対立の中で“ 們” が文法的接尾辞に属すことを実証した後に,数詞「1」の変調規則を基準にして,基数詞,序数詞,そして個数詞の3カテゴリーの対立を実証する。あわせて,形態分析における音韻手段の優先性を証明する。

This paper aims to demonstrate the three categories of Chinese number expressions based on the tone sandhi of numeral “yi”(1). This paper provides a compact discussion of the linguistic nature of Chinese affixes focused on two items “-men” and ”di-”. It shows that Chinese has a set of morphophonological system for its number category.

1

KJ00009855859

P

研究論文

Paper

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ