モンゴル国との学生交流から、何を学ぶのか : International Student Conference と医学系実習体験を通して

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タイトル別名
  • What is the potential outcome from group study with Mongolian students? : From the effort of International Student Conference and experimental excise on basic medicine
  • モンゴルコク トノ ガクセイ コウリュウ カラ ナニ オ マナブ ノカ : International Student Conference ト イガクケイ ジッシュウ タイケン オ トオシテ

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抄録

グローバル化の時代を迎えて、これからの時代に必要な国際的な視野を養うため、国際問題に感 心を向けさせる教育への改革が必要になってきている。これまで日本とモンゴル国との大学教育に関わ る交流は、中国や韓国などの近隣諸国と比較すると極めて限定的であった。同国は、伝統的な遊牧生活 を続けている人も多く、西洋医学と共に東洋医学を残しているなど、持続可能な社会を考える教育フィ ールドとして、両国の大学が協力しながら教育プログラムの共同開発することが可能であると考えられ る。今回は徳島大学の学生が、モンゴルビジネス大学の学生と協力する形で、International Student Conferenceを開催し、お互いの文化と環境問題を議論した。また、モンゴル健康科学大学では、生化学 実習を同大学の学生と共にグループを作って取り組んだ。また、東洋医学大学を訪問して、伝統医療を 学ぶ学生と共に授業を受けて交流を深めた。このように、学生交流を通じてお互いの文化を学ぶことを 目的とする取り組みは、体験をしながら様々な分野に勉学の幅を広げて教養を深める効果が期待される。

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