HMMに基づいた極低ビットレート音声符号化

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タイトル別名
  • HMM ニ モトヅイタ ゴク テイ ビット レート オンセイ フゴウカ
  • HMM ニモトズイタ キョクテイ ビットレート オンセイ フゴウカ
  • Very Low Bit Rate Speech Coding Based on HMMs

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抄録

本文ではHMM(Hidden Markov Model)に基づく極低ビットレート音声符号化について述べている. 符号化器側では, HMMによる音素認識を行い, 復号化器に音素インデックス列, 状態継続長, ピッチ情報を伝送する. 復号化器側では, 音素インデックス列に従い音素HMMを連結する. そして, 連結したHMMから, 状態継続長に従って, ゆう度最大化基準による音声パラメータ生成アルゴリズムにより, メルケプストラム列を生成する. 最後に, 生成されたメルケプストラムを係数としてもつMLSA(Mel Log Spectrum Approximation)フィルタを, ピッチ情報に従って励振することによって合成音声を得る. 主観評価実験の結果, ピッチ情報を除いて146 bit/s(26%の無音区間を含む)の提案方式により, 同じくピッチ情報を除いて400 bit/s(8 bit/frame × 50 frame/s)の ベクトル量子化に基づくボコーダと同等の性能を得ることができた.

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