研究データの適正な管理の現状と課題

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  • ケンキュウ データ ノ テキセイ ナ カンリ ノ ゲンジョウ ト カダイ
  • The current situation and issues related to proper handling of research information and data

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「研究活動の不正行為への対応等に関するガイドライン」を受けて,多くの大学では研究資料の10年間保存を決めている。本論文では,研究資料10年間の保存という設定の妥当性を検討し,次にデータの保存に関して過去の研究不正と企業におけるデータ改ざん事件を概観したうえで,名古屋工業大学で行った「研究情報の適正な取り扱いを促す研究倫理教育を推進するプロジェクト」をもとに,電子化された研究資料の適正な保管の課題について論じる。

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