精神科リハビリテーション看護における看護学生の学びの特徴

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  • セイシンカ リハビリテーション カンゴ ニ オケル カンゴ ガクセイ ノ マナビ ノ トクチョウ

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本研究は、精神科リハビリテーション看護における看護学生の学びの特徴を明らかにすることを目的にリハビリテーション援助論および課題別看護実習(精神機能に障害をもつ人を対象とする実習-以下実習)を履修した本学3年次生6名中、研究に同意の得られた6名の授業レポートから、学生がとらえた精神科リハビリテーション看護の学びの特徴について記述内容を整理・分析した。研究期間は2003年6月~10月である。その結果、実習時期による学びの特徴は、中間カンファレンスでは「患者の個別性にあった援助の方向性」、精神障害者らのシンポジウム参加後は「地域で暮らす精神障害者の理解とやまいの体験に関する学生の思いと具体的援助」、最終カンファレンスでは「シンポジウムの学びを受け持ち患者に応用したその人に相応しい援助」であった。看護援助の学びの特徴は、「自己実現をより可能にする援助」、「自我を守り支える援助」、「患者の自我を強化する援助」が見られた。

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