オーストラリアにおける「学習困難(Learning Difficulties)」への教育的対応 ―オーストラリア下院特別委員会報告書を中心に―
書誌事項
- タイトル別名
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- Educational Policy on Learning Difficulties in Australia: Focusing on the Report of the House of Representatives Select Committee on Specific Learning Difficulties in 1976.
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抄録
オーストラリアにおいて、「学習困難(障害)」を持つ児童・生徒とは、学校におけるひとつかそれ以上の教科の領域で一定の標準に到達していない子どもと青年を広義にはさしている。「学習困難(障害)」という用語はイギリス、オーストラリアなどにおいて使用されているが、これらの児童・生徒を叙述する際、アメリカにおいては「学習障害」という用語がより一般的に用いられる。この用語は重大な論争を引き起こしているが、オーストラリアの教育実践において、教師は学級の中でどの子どもが付加的な援助を必要とするかを考慮して教育的判断をすることができると考えられている。本稿は、オーストラリアにおいてこの「学習困難(障害)」への教育的対応の形成過程とその特徴を、1970年代のオーストラリア下院特別委員会の報告書を中心として吟味し、それへの教育的援助の展開のために、1970年代後半から公教育に導入されたリソース・ティーチャーの役割を検討したものである。
収録刊行物
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- 奈良教育大学教育研究所紀要
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奈良教育大学教育研究所紀要 29 91-101, 1993-03-01
奈良教育大学教育研究所
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001337562434944
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- NII論文ID
- 120003103495
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- NII書誌ID
- AN00181106
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- ISSN
- 13404415
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/10105/6824
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles