カナダの公用語政策とバイリンガリズム
書誌事項
- タイトル別名
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- The official languages policy in Canada and its bilingualism
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説明
カナダが多言語・多民族国家であるという事実はあまり知られていない。しかも、アメリカが「人種のるつぼ」であれば、カナダは「人種のモザイク」と形容されることが多い。つまり、異なる人種的・文化的背景を持つ人々が、交じり合い、融合していくのではなく、それぞれ独自の生活を維持しようとしているのである。しかし、言語政策の面においては、英語とフランス語が国の正式な公用語として認められ、バイリンガリズム(2言語併用主義)が国の重要な施策として維持・推進されている。本稿では、カナダの公用語政策の中身やその背景を説明すると同時に、カナダ社会が目指すバイリンガリズムの特徴を明らかにする。
収録刊行物
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- 奈良教育大学教育研究所紀要
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奈良教育大学教育研究所紀要 33 9-20, 1997-03-01
奈良教育大学教育研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001337562449536
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- NII論文ID
- 120003103549
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- NII書誌ID
- AN00181106
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- ISSN
- 13404415
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/10105/6926
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles