フランス文学に見る恋愛観 -12世紀から18世紀前半まで-

抄録

type:Article

フランスの恋愛文学を紹介しながらフランス文化における恋愛観を考察する。第一章では『トリスタンとイゾルテ』を主な題材にして中世の宮廷風恋愛観と恋愛小説の誕生、第二章では、コルネイユの『ル・シッド』とラファイエット夫人の『クレーヴの奥方』を扱い古典的恋愛観、恋愛物語の衰退と再生について、第三章では18世紀前半のアベ・プレヴォーの『マノン・レスコー』を取り上げて、その小説に見られる恋愛観とロマンティスムの源泉を探る。

京都工芸繊維大学 工芸学部研究報告 第52巻 人文(2003) pp.161-198

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050001337582499840
  • NII論文ID
    120000794795
  • Web Site
    http://hdl.handle.net/10212/1741
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ