Historical significance of "Decent Work" as one of the movements of the New Quality of Working Life
Bibliographic Information
- Other Title
-
- 新しい労働の人間化(ネオQWL)運動としての「ディーセントワークの理念」の歴史的位置と意味
- アタラシイ ロウドウ ノ ニンゲンカ ネオ QWL ウンドウ ト シテ ノ ディーセントワーク ノ リネン ノ レキシテキ イチ ト イミ
Search this article
Description
1970年代に労働の人間化(QWL)運動が抬頭したが、21世紀に入るとディーセントワークの理\n念が胎動してきた。前者は分業(労働の細分化)と機械化を旨とする近代工業化の過程で失われてきた「労働の意味と全体像」を労働者自身の手に取り戻そうとする運動であったが、後者は新たな分業(正規労働者と非正規労働者)と機械化(IT化)の中で喪失しつつあるもの(雇用格差ないし不安定雇用とメンタルヘルスの破壊)を労働者自身の手で回復ないし解消しようという理念(ILOが1999年に提起された理念)であった。本稿では、この両者を比較しつつ、ディーセントワークを「新しい労働の人間化(ネオQWL)運動」として位置づけ、その歴史的意味を検討すると共に、わが国の実情に照らしてディーセントワークの特質を浮き彫りにする。
Journal
-
- JOURNAL OF ATOMI UNIVERSITY FACULTY OF MANAGEMENT
-
JOURNAL OF ATOMI UNIVERSITY FACULTY OF MANAGEMENT (9), 25-34, 2010-03
跡見学園女子大学
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1050001337607951232
-
- NII Article ID
- 110007523544
-
- NII Book ID
- AA11839746
-
- ISSN
- 13481118
-
- NDL BIB ID
- 10777827
-
- Text Lang
- ja
-
- Article Type
- departmental bulletin paper
-
- Data Source
-
- IRDB
- NDL Search
- CiNii Articles