大規模災害時における避難所空間のデザイン開発/仮設空間の一単位としての収納家具の建築設計開発
説明
2011年3月11日、東日本大震災が発生した。避難所のうちプライバシーの確保が難しい公民館や学校等に対してパーテーションなどの対策が実施された。筆者は、2011年4月13日から15日の期間、岩手県の田野畑村における避難所支援活動に参加した。その際に避難所で必要な生活環境の整備について、現地の状況の把握と住民からの要望を確認したことが本研究に取組むきっかけとなった。支援活動では、パーテーションと合わせて収納棚としての白いダンボール箱を制作した。そこで避難所生活における収納家具の有用性の高さを認識した。本研究では、今後の大規模災害発生時に出来るだけ早く避難所へ収納家具を届けることを目的とし、そのデザイン開発を行なった。
収録刊行物
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- 芸術工学2013
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芸術工学2013 2013-11-25
神戸芸術工科大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001337615231616
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- NII論文ID
- 120005381536
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles