書誌事項
- タイトル別名
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- ショクバ ニ オケル チーム ・ コミュニケーション ノ ハッタツ カテイ ト チーム ・ パフォーマンス ト ノ カンレン ニ カンスル ケントウ
- Development Processes of Team Communication and Team Performance within Work Groups
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説明
本研究の目的は,職場チームにおける対面的なコミュニケーションの発達過程を実証的に明らかにし,パフォーマンスとの関連を検討することである。実際の組織のプロジェクトチームを対象に,11カ月間,対面的なコミュニケーションを記録・測定した。チーム毎の対面時間と3つのコミュニケーション・ネットワーク指標―密度,推移性,集中度次数を,上期-中期-下期の3つの時期に分けて算出し,パフォーマンスの程度(3)×時期(3)の分散分析を行った。分析の結果,どのチームにおいても対面時間が減少し一定の水準に収束すること,パフォーマンスが高いチームでは密度は低く集中度は相対的に高いことが示された。また,効率的なチーム活動は,明示的なコミュニケーションの単なる省略ではなく,推移性の高い構造によって支えられていることが明らか となった。
収録刊行物
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- 西南学院大学人間科学論集
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西南学院大学人間科学論集 12 (2), 63-74, 2017-02
西南学院大学学術研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001337617900544
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- NII論文ID
- 120006010694
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- NII書誌ID
- AA12066985
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- NDL書誌ID
- 028039257
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- ISSN
- 18803830
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles