竹炭添加乾燥生ごみがトウガラシ類の品質に及ぼす影響

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タイトル別名
  • チクタン テンカ カンソウ ナマゴミ ガ トウガラシルイ ノ ヒンシツ ニ オヨボス エイキョウ
  • Utilization of bamboo charcoal to garbage compost and effect on their produce and quality of peppers (Capsicum var. Shishitougarashi, Bell pepper, Manganji)

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抄録

竹炭添加乾燥生ごみは,竹炭の添加量を増加することで,水分以外の油分,塩分の含有量と臭気発生量が減少することがわかった。トウガラシ類の栽培実験では,生ごみに竹炭を5%加えて乾燥させたものでは,収穫量と根重量が増加したが,シシトウガラシの総アスコルビン酸と無機成分含有量,辛味発現と低温障害発生には,明らかな影響は見られなかった。以上より,竹炭を使うことで,地域環境の保全と,生ごみの肥料化への有効利用が図れることから,循環型社会における1つのモデルとして提案できると考える。本研究の一部は,文部科学省科学研究費(基盤研究B.1, 14380036)により行なわれた。

人間環境学

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