サイフォン形分注器--化学実験室の廃物利用とガラス細工の応用例〔英文〕

書誌事項

タイトル別名
  • Siphon-dispensers : An Application of Glass Blowing and the Utilization of Waste Wares in the Chemical Laboratory (A. NATURAL SCIENCE)
  • サイフォンケイブンチュウキ カガク ジッケンシツ ノ ハイブツ リヨウ ト ガ
  • サイフォン形分注器 : 化学実験室の廃物利用とガラス細工の応用例(A. 理学)

この論文をさがす

説明

化学実験室にある各種のガラス器具の廃品からガラス細工で, サイフォン形の簡易分注器を試作した。この装置は, 液の貯蔵と注入にあてるA部と,概量の液を測ってサイフォン管で流出させるC部, および前2者の間にあってこれらを接続しかつ外部に向っての開口部を持ったB部より成り, これら3部を材料の選択と適当な加工で連結させて組立てたものである。製作した分注器は中程度の量の液体から10∿20ml程度を繰返し採取するのに用いられ, その分注量は最も良いもので13.0±0.2mlであった。これらは化学実験で試料溶液の採取に, またガラス細工の教材としても使用でき, さらに実用的な利用も可能である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ