らっきょう漬けの無機成分およびペクチン含量の変化(B. 生活科学)

書誌事項

タイトル別名
  • らっきょう漬けの無機成分およびペクチン含量の変化
  • ラ ッ キョウ ツケ ノ ムキ セイブン オヨビ ペクチン ガンリョウ ノ ヘ
  • Changes in Mineral and Pectin Contents in Pickled Rakkyo (Allium chinense G. Don) (B. LIVING SCIENCE)

この論文をさがす

説明

京都府及び福井県産らっきょうを供試し, 試料重量の1%食塩を用いて1週間下漬を行った後, 食酢1ιに対して砂糖200gを添加した漬け酢を, らっきょう1kgにつき漬け酢1250mιの割合で本漬したものについて, ヘクチン及び無機成分の経時的変化を調査した。その結果, ヘクチン, 特に水溶性ヘクチン, 及び無機成分(Ca, Mg, K)は, 漬け日数の経過とともに減少した。次に, らっきょうのテクスチャー改善の試みとしてCaCl_2 (0.5,1,3%)を漬け酢に添加したところ, 総ヘクチン及び水溶性ヘクチン含量は増加し, また, 硬度も増大した。同様にMgCl_2を添加した結果, ヘクチン及びMgを除いた他の無機成分含量には大きな変化はみられなかったが, 硬度は多少増大した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ