主婦の個室に対する意識 : 京都の都市住宅の場合 : 家族の自立を可能にするための住居計画的研究 (1)(B. 生活科学)

書誌事項

タイトル別名
  • 主婦の個室に対する意識--京都の都市住宅の場合--家族の自立を可能にするための住居計画的研究(1)
  • シュフ ノ コシツ ニ タイスル イシキ キョウト ノ トシ ジュウタク ノ
  • Housewives' Thoughts on Their Private Space : A case of urban housing in Kyoto : A House-Planning Study for Establishing the Individual in the Family (1) (B. LIVING SCIENCE)

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抄録

本報告は, 主婦の個室の実態および希望意識について, 京都市内およびその周辺地域に居住する世帯を対象に調査し, まとめたものである。その結果は次の通りである。(1)現状では調査対象者の5割強の主婦が個人的空間を持っており, その1/3強が個室所有層である。(2)個室非所有層のうち個室希望主婦は全体の6割弱を占め, 個室を希望しながら持っていない第一の理由は住居の狭さのためである。(3)個室希望理由のうち「家族から解放され1人になりたくなることがあるから」は「個室希望」主婦の約3/1を占め, 「読書」「趣味」に次いで多い。とくに強く思う理由(◎印)のなかでは「家族から解放され1人になりたくなることがあるから」は最多である。(4)個室希望が高い主婦層は, どちらかと言えば, 自ら社会参加し自分の世界を持ちたいと思っており, 一方では夫の家事分担を期待する意識タイプである。

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