【認知症予防とリハビリテーション 最前線】 作業療法モデルに基づく認知症の人がうまく生活するためのアプローチ

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脳血管性認知症、アルツハイマー型認知症、前頭側頭葉型認知症、レビー小体型認知症といった認知症の類型と作業療法アプローチ、回想法やバリデーション等の心理社会的アプローチの位置づけ、作業療法理論の構造、認知症の人に対する評価のとらえ方を最初に示した。次に、作業療法理論のなかで、人間作業モデル(model of human occupation)に基づき、認知症の人と家族がうまく生活するための作業療法実践について検討した。特に、意欲(意志)については意志質問紙(volitional questionnaire;VQ)、役割については役割チェックリスト(role checklist)を通して、その評価とアプローチの重要性を示した。また、作業療法の視点から、認知症予防を進めるための方針を考察した。(著者抄録)

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