老年看護学実習における学生のヒアリハットの内容と教育方法
書誌事項
- タイトル別名
-
- ロウネン カンゴガク ジッシュウ ニ オケル ガクセイ ノ ヒアリハット ノ ナイヨウ ト キョウイク ホウホウ
- Potential Adverse Events and Educational Approach during Clinical Training in Gerontological Nursing
この論文をさがす
説明
本研究の目的は,老年実習における学生のヒアリハットの場面と内容を明らかにし,教育方法を検討することである。対象は協力の得られた本学6期生75人であり,実習中にヒアリハット体験を調査票に記載してもらった。結果,以下のことが明らかになった。1.関連するリスクは転倒・転落が一番多く,ついで誤嚥,外傷,利用者取り違え等であった。2.ヒアリハット体験場面は,入浴,食事,排准などの日常生活援助場面が多く占めた。3.ヒアリハットの件数に比べ教員や職員に対する報告件数は少なかった。対策として学生の確認や技術練習を重ねるとともに,事前に予測されるリスク表を手渡し,実習中に確認させる。実習中にいつでも教員や職員に相談,確認できる体制を整えることが必要と考えた。
収録刊行物
-
- 群馬保健学紀要
-
群馬保健学紀要 26 81-87, 2006-03
群馬大学医学部保健学科
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050001337660683648
-
- NII論文ID
- 110004874733
-
- NII書誌ID
- AA11260213
-
- ISSN
- 13434179
-
- HANDLE
- 10087/1528
-
- NDL書誌ID
- 8673455
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles