アジア人財資金構想日本語教育における学部・大学院教育への連続性―工学部キャンパス日本語教育コースにおけるサポート・プログラムの試み―

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  • アジア ジンザイ シキン コウソウ ニホンゴ キョウイク ニ オケル ガクブ ダイガクイン キョウイク エノ レンゾクセイ コウガクブ キャンパス ニホンゴ キョウイク コース ニ オケル サポート プログラム ノ ココロミ
  • Japanese Course of the Career Development Program for Foreign Students from Asia : An Analysis of the Supporting Program for Students of the Engineering Faculty

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抄録

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Departmental Bulletin Paper

群馬大学工学部・工学研究科のアジア人財資金構想事業「先進・高度ものづくりリーダー育成」プログラムには、日本語学習が必須科目として含まれる。この日本語教育プログラムは、当該事業の対象学生以外の一般学生にも、基本的に参加が許されている。実際には、参加全学生の約80%は、このような一般学生である。すなわち、当該プログラムの日本語教育は、アジア人財の日本語教育として設定された内容でありつつ、工学部の日本語教育にも寄与するものとなっていると言える。本稿はこの点に注目し、アジア人財資金構想事業が、在来の学部・大学院教育とどのような連続性を持ちうるのか、その連続性を有機的に活用するには、具体的にどのような様態がありうるのかを考えようとするものである。その一つの試みとして、当事業日本語教育における初級レベルのメイン・コース補完のために試験的に行ったサポート・プログラムを取り上げ、その概要を報告する。

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