書誌事項
- タイトル別名
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- The Conception of Monogatari Nihyakuban Utaawase : A Manifestation of Confrontation and Complementation
- 『 モノガタリ ニヒャクバン ウタアワセ 』 ノ コウソウ : ジゲン スル タイリツ ト ホカン
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説明
鎌倉時代初期、藤原定家によって創られた『物語二百番歌合』は、『源氏物語』と『狭衣物語』の物語の歌を番えた前半部の『百番歌合』と、『源氏物語』と『夜の寝覚』などの十篇の物語の歌を番えた後半部の『後百番歌合』からなる。各歌合は百番二百首からなり、それぞれに詞書と作者名が添えられている。古くよりこの歌合は、散逸物語の本文調査や、定家所持の『源氏物語』の本文を探る対象として取り扱われてきた。しかし、『物語二百番歌合』はひとつの作品であり、そこには創作者 藤原定家の意識が織りこまれている。『物語二百番歌合』の各番の詞書は、歌の背景がわかるよう物語の一部を表出しており、そのようにして物語の歌を番えるという手法をとって歌と物語、また歌と物語の関係を表している。そこで、本論文では『物語二百番歌合』の前半部である『百番歌合』の三つの番に着目し、歌と物語の視点から定家の制作意図の一部を探る、新たな試みである。
収録刊行物
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- 日本語日本文学
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日本語日本文学 (22), 17-30, 2012-03-20
創価大学日本語日本文学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001337728340864
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- NII論文ID
- 40019367648
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- NII書誌ID
- AN10387152
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- HANDLE
- 10911/3557
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- NDL書誌ID
- 023857743
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- ISSN
- 09171762
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles