共生型サービスの障害者サービスに対する

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タイトル別名
  • A Study on Influence to Disabled Service of the Symbiotic Service
  • キョウセイガタ サービス ノ ショウガイシャ サービス ニ タイスル エイキョウ ニ ツイテ ノ コウサツ : シカク ショウガイシャ エ ノ エイキョウ オ チュウシン ニ

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抄録

本稿は、主に視覚障害者が65 歳に達した場合に介護保険制度・障害者総合支援制度がどのよ うに適用されるのかを念頭に、高齢・障害双方の在宅サービスを担う「共生型サービス」の位 置づけと、高齢障害者がそれをいかに適切に利用可能としていくのか、それらを検討するもの である。65 歳問題と共生型サービスは、普遍化されたニーズとそれに応えるサービスに更に特 化したサービスを加えるものとはいえない。長年、難病等の疾病や各種障害、そして高齢につ いて個別に制度運用と適用されてきたものが、地域共生の名の下で、在宅サービスに限り社会 保障費抑制策としてサービスを普遍化するものと言っても過言ではない。その普遍化とは、市 場原理と所得再分配機能が混在するものになる。運営する側の自治体も、サービスの担い手と なる事業者も、そしてサービス利用者も、この混乱ぶりを重く感じているのである。

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