書誌事項
- タイトル別名
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- Harmonization of History and Art in Rondont6 (The Tower of London) : Soseki's Encounter with Paul Delaroche
- ロンドントウ ニ オケル レキシ ト カイガ ノ ユウゴウ ソウセキ ト ポール ドラローシュ
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説明
漱石が一高時代からバラ戦争やテユーダー王朝のイングランドに対して、深い関心を寄せていたことからみて、『倫敦塔』は書かれるべくして書かれたといえよう。しかし、もし二年間のロンドン留学中に、ポール・ドラローシュとの出会いがなかったならば、その創作は今見るような形であらわれることは、あり得なかったはずである。ドラローシュの『エドワードの二王子』と『レディ・ジェイン・グレイの処刑』出現の諸事情を探り、漱石のこれらの絵画との出会いの経路をたどるとともに、漱石が歴史的主題と絵画とをいかに巧みに物語の中に融合させたかを論ずる。
収録刊行物
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- 大手前大学人文科学部論集
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大手前大学人文科学部論集 7 85-106, 2006-03-31
大手前大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050001337734697728
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- NII論文ID
- 110007149688
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- NII書誌ID
- AA11529669
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- ISSN
- 13462105
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- NDL書誌ID
- 8859219
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
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- CiNii Articles